ものづくり日誌
2024/10/30小川組建築部豆日記 第12回 「用語を掘り下げてみよう ⑥」
こんにちは!総務部Kです。
10月も終わりが近づいてきました。2024年も残りわずかですね。
少しずつ年末の準備も進めていかなくては......と思う今日この頃です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今回の豆日記は久々に「用語を掘り下げてみよう」をお送りいたします。
少し間が空いたので、ぜひ前回のブログを改めてご一読ください。
そして、今回掘り下げを行う記事はこちら!
中野区Kマンション新築工事⑥RC造(1F店舗~「4階コンクリート打設(5階床)④」)
何度か取り上げた「コンクリート打設」がメインテーマとなる記事です。
まずは、記事に出てきた用語の調査報告をいたします🙇
🔎用語解説🔎
①側圧(そくあつ)
生コン打設の際に、型枠にかかる圧力を指します。
➥No.2「4階外壁型枠」
②フォームタイ
型枠に取り付ける金物を指します。
コンクリートを打ち込む際に、コンクリートの圧力で型枠が開くのを防ぐ役割を担っています。
※ 形状などは該当項目の画像をご確認ください。
➥No.2「4階外壁型枠」
③単管パイプ
足場や仮囲いの資材などで使用されることが多い鋼管です。
「単管」や「足場管」などとも呼ばれます。
※ 形状などは該当項目の画像をご確認ください。
➥No.2「4階外壁型枠」
④脱型(だっけい)
コンクリートの硬化養生が終わったあとに型枠を外すことを言います。
➥No.3「4階外壁」
⑤壁打ちバイブレーター
型枠の外側から振動を与えて、コンクリートを締固めし、強度を高める機械です。
もしかしたら見たことがある方も多いかもしれません。
※ 形状などは該当項目の画像をご確認ください。
➥No.8「4階コンクリート打設(5階床)②」
⑥レベル
今回の記事では、特定の基準点からの高さを示す数字や値を指します。
➥No.9「4階コンクリート打設(5階床)③」
これらを踏まえて記載の手順を見ていくと、基本的には
①しっかりと型枠を作る
②コンクリートを流し込む(チェックと調整を同時進行)
③型枠内にコンクリートが入っているかを確認
④次の場所へ
を繰り返していくのが分かります。
この工程のなかでも微細な調整を行なったり、美しいコンクリートに仕上げるための作業が入ったり、細やかな作業内容が含まれています。
快晴で、程よい気温の天気で......と常に快適で過ごしやすい環境であれば、ある程度の作業進行が計算できるかもしれません。
ですが、時には極寒、時には豪雨、時には猛暑と、天候や環境は目まぐるしく変化します。今回のコンクリート打設も、雨の程度によっては作業自体も出来なくなってしまいます。
そんな変化に対応しつつ、現場で作業をしてくださる皆さんの状態にも目を配りながら、よりよい建物づくりのために現場の方々は日々努めているのだな......と、
今回久々に過去の記事を振り返りながら改めて感じました📝
最後に、1つの工程に絞って深掘りしてみましょう👀
No.9「4階コンクリート打設(5階床)③」に出てきた『バルコニーでは型枠大工さん達が、レーザー光線を使ってレベルの確認をしています。』に着目します。
用語解説でも取り上げた「レベル」という言葉。
「今回の記事では、特定の基準点からの高さを示す数字や値を指す」という風に記載をしておりました。
言ってしまえば、「ちゃんと図面などの指定に沿った形で建物づくりが出来ているか」道具を使ってチェックしてくれています。
画像はスケールを使っているところですね。
こうした小まめで丁寧な確認作業が、よりよい建物づくりに繋がっています🙆
少しでも現場のお仕事が分かりやすく伝わっていれば嬉しいです🎶
では、また次回お会いいたしましょう👋
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