ものづくり日誌
2022/03/15長津田Tマンション新築工事① 建築環境・山留工事
こんにちは。
ご無沙汰しております。建築部のNです。防災訓練2019以来のブログです。
新しい現場が始まりました。
新しい現場が始まる=新しいブログが始まるということです。
竣工までの期間、定期的に更新していきますので、よろしくお願いします。
第1回目はメンバー紹介、現場環境と建築概要、現在までの進捗状況をお伝えします。
【メンバー紹介】
今回の現場は3名体制で行います。
☆この道30年以上、建築以外の知識も豊富、
スタイル維持の秘訣はテニスとランニングでしょうか(!?)N所長。
☆建築部に異動して2年半が経ちました。
昨年女性社員仲間が入り、嬉しくも所長への道は険しい事に焦りを感じる工事担当N。
☆入社してもうすぐ1年、何事も全力で取組みます!
美容番長(頼りにしてます)、工事担当O。
なお、ブログは工事担当の「ONコンビ」でお送りします。
ONコンビ...Oさんは知ってるのかしら。
(...これ以上触れないでおこう)
【現場環境と建築概要】
当現場は横浜市緑区長津田にあり、長津田駅から徒歩5分の住宅街にあります。
長津田...「ながつだ」と読みたくなりますが、「ながつた」と読むそうです。
この機会にぜひ覚えてくださいね。
建物はRC造5階(一部4階)、1LDK18戸の共同住宅です。
元々は木々が生い茂っていた場所ですが、一部先行で開発工事を行い(開発工事は他社施工)、
弊社は建築工事を施工するという流れになっています。
工期は2021年12月~2023年2月の予定です。
〇開発前の現場(2021年3月末頃)
〇一部擁壁造成後の現場(2022年1月)
だいぶ景色が変わりましたね。
あと1年したら更に景色が変わることでしょう。
【現在までの進捗状況】
〇地鎮祭
天候にも恵まれ、無事に執り行うことができました。
〇地縄検査
施主様・設計事務所に建物の配置等を確認していただきました。
地鎮祭・地縄検査はこちらのブログでも紹介しております。
〇山留位置出し
山留H鋼を打設する位置を出します。
墨出し大工さんが雪が残る現場の中で作業を行いました。
〇山留工事
基礎工事施工前に地山の崩壊を防止する為、山留を行います。
当現場は高低差があるので、6種類の長さのH鋼を使用します。
H鋼の搬入ではラフタークレーンを使用しますが、今回は「ピタゴラス」という重機を使用しました。
ブームの先にある「ジブ」が水平に長く伸び、奥行きがある現場でも重量物を楊重する事ができます。
搬入したH鋼の一部です。
1番長いもので7.5m 、重量は540kg近くあります。
さあ、H鋼の打設を始めましょう!
まずは、墨出し屋さんが出した位置に鉄筋を差し、H鋼を打設する高さを測り目印を付けます。
その後、建柱車にオーガーを装着、掘削します。
所定の位置まで掘削し、オーガー引揚げのタイミングでセメントミルク(セメント+水)
を注入します。
建柱車は自走式で楊重から掘削までできる万能な車輛です。
その活躍ぶりはこちらのブログでもご覧いただけます。
掘削が終わり、続いてH鋼を打設します。
垂直の確認をしながら、慎重に打設を行います。
H鋼の打設が終わりました。
この作業をあと「ななじゅういっぽん...」、行います。
山留工事のあとは「根伐工事」です。
詳細は次回、工事担当Oに紹介してもらいましょう。ぜひご覧ください。