ものづくり日誌
2022/06/03長津田Tマンション新築工事③ 基礎工事
こんにちは!工事担当のNです。
だんだん気温が高くなり、日差しも強くなってきました。 しばらくは『日差し』との戦いです。
美容担当Oよ、ズボラな私でもできる日焼け対策を教えてください(/ω\)
......失礼しました。そろそろ本題に入りましょう。
○レベルCON打設~墨出し
根伐工事完了後、砕石敷きを行い、コンクリートを打設します。 よく「レベルコン」「捨てコン」と呼ばれている工程です。
「捨て」なんて言葉を使っていますが、この打設後に基礎工事を行うので、大切な工程だと思っています。
▲レベルコンクリート打設後の状況です。うっ、美しい。
コンクリート打設後は墨出しを行います。
墨出し屋さんによって親墨・子墨を出し、それを基に設備屋さん・電気屋さんは躯体に配管を通すためのスリーブ位置を出していきます。
○基礎配筋
墨出しが終わり、いよいよ鉄筋屋さんの出番です。 現場内を見てみると、等間隔に何か置いてありますね。
それがこちら、「キソエース」という商品です。
上部に鉄筋を通し、その上に主筋の上端筋をのせて配筋します。 便利な商品がありますね......。
※キソエース商品紹介カタログ掲載ページ(丸井産業 株式会社 様)
また、鉄筋は、どうしても必要な長さで搬入が出来ないため、所定の長さを確保するには鉄筋を継ぐ必要があります。
構造図で事前に方法を確認します。重ね継手や圧接など、いくつか方法がありますが、地中梁はガス圧接で行いました。
圧接後は帯筋や腹筋・巾止め筋を所定のピッチに結束線で結び、梁配筋後は耐圧版の上端筋を配筋していきます。
あれっ?鉄筋屋さんの奥に見えるものはなんでしょうか?
これは梁の貫通部に使用する補強筋です。
「スーパーハリー」や「ダイヤレン」「ウエブレン」と呼ばれているものです。
構造図に「貫通孔径○○○を超える場合は使用」と記載があります。これも事前に貫通孔補強計算を行い、監理者の承認を得てから使用します。
※スーパーハリーZ商品紹介ページ(株式会社 栗本鐵工所 様)
配筋が完了したら監理者検査(当現場は基礎の段階でも中間検査がありました)を受け、指摘事項がなければコンクリートを打設します。
▲基礎配筋完了後の状況です。鉄筋屋さんの丁寧な仕事が写真でもよくわかりますね。
基礎工事は下記現場ブログもご覧ください。 当現場と基礎が違うので、比べてみるのもよいと思います。
○辰巳一丁目社員寮新築工事
○長津田ビル新築工事
○南町マンション新築工事
来月は地上階の施工状況をご紹介できると思います。
梅雨のジメジメした気分を吹き飛ばすようなブログを美容担当Oに期待して......
ご覧いただき、ありがとうございました。