ものづくり日誌
2021/05/13南町マンション新築工事③ 基礎工事(レベルコンクリート)
現場で2・3年生に「ゴリさん」とイジられている、
中堅社員「D・M」がブログ更新します!ウホォ!!
今回のテーマは・・・・・
砕石の上では位置が出せません。
基礎の位置を正確に出すためには、レベルコンクリートを打設して、その上に墨出しを行います。
そしていよいよ基礎工事
基礎は大きく分けて3種類あります。
1.『 杭基礎』
杭基礎には深土数メートルの固い地盤まで杭を打ち込むことで、杭先端の支持力を得るものと、地面と杭周面の摩擦力で杭先端の支持力を得るものがあります。杭の種類には地面に掘った穴に鉄筋を挿入してコンクリート打設して作る「場所打ち杭法」と、既製品のコンクリート杭や鋼管杭を地面に埋め込む「既成杭工法」などがあります。
※フーチングとは、建物の基礎にかかる荷重を分散するために、基部を幅広くしたものです
2.『 ベタ基礎』
建物の土台となる範囲にコンクリートを敷き詰める基礎工事で、近年多くの建築物で採用されています。建物の底全体をコンクリートで支えるため安定性が高く、地震の揺れや地盤が沈む不同沈下に強いという特徴があります。また、地面から発生する湿気やシロアリの侵入を防ぐことができるため、耐久性に優れた建物を造ることができます。
3. 『 布基礎』
建物の負荷がかかる部分にのみ「逆T字型」の鉄筋コンクリートを埋め込む基礎工事で、日本ではこれまで多くの木造建築住宅で採用されてきました。布基礎は点で支えるイメージなので、柱部分や壁下に配置し、地震や風といった横方向からの力への耐久性を強化します。
この現場では、杭基礎「場所打ち工法」に建物の荷重を伝えるフーチング基礎で設計されています。
下の写真は、この現場で一番大きいフーチングです。
手前に鉄筋工がいるので、大きさが良くわかりますねぇ〜。
人より大きいフーチングは幅3.0m×奥2.4m×高さ3.8m
ココだけで生コン27㎥も使用するんです!
基礎配筋を終えると、コンクリートの打設となります!!
打設は細心の注意を払います。
※他現場の基礎工事
狛江市Hマンション新築工事② (基礎工事~躯体工事[1階])
長津田Aマンション新築工事③RC造(「基礎工事」~「先行埋設配管」)
大田区Sマンション新築工事 vol.2
↓
説明はかなりざっくり大まかになってしまいましたが、建物も人も基礎が大事なんですよ!!
そんな感じでこんな感じですがここら辺で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは、次回は躯体編を「トリガラ」さん宜しくね!