ものづくり日誌
2019/05/24辰巳一丁目社員寮新築工事 2回目(基礎工事)
こんにちはー!お久しぶりですっ!ETです!段々暑くなってきましたねえ!
現場では熱中症に気を付けて作業していきますよー!
今回の内容は「基礎工事」。読んで字のごとく建物の基礎となる構造体を作る工事を
ご紹介させて頂きます。それでは令和最初の記事スタートです!!
あれ...なんか掘ってる... これは基礎工事の前の「土工事」。
基礎の躯体を作る為に、設計で決まっている深さまで計測しながら掘って行きます。
詳細は今回割愛させて頂きます。
他のブログでは詳細が紹介されているので、気になった方は読んでみると面白いかも知れません!
(大田区SマンションVol,1・長津田Aマンション②・中野Kマンション②)
なんか溶接してますねえ。実はこれ、前回ブログで紹介した杭工事で打設した、杭の頭ですっ!
杭~久しぶり~ 溶接しているものは杭頭補強筋と言って、ご覧の通り杭の頭に溶接し、杭と基礎の構造体と合体させ、杭の支持力を建物に伝える役割を持っています。
溶接完了状況です。
溶接する長さなども設計で決められているんですよ!
ついにきました、「基礎配筋工事」!着手です!
先ほど杭頭補強筋と杭を基礎と合体させると言いましたね。
これです。杭の廻りを囲うように鉄筋を配筋しています。
これは建築用語でフーチンといい、写真はフーチンの下の部分の鉄筋を配筋しています。
おー!基礎配筋が進んできましたねー!
フーチン以外にも「梁」の鉄筋も組まれてきていますね。
↑フーチンの上端筋を組んでいる所。
梁配筋が終わった所を配筋チェックし、写真を撮りました。この写真は別に「おお梁配筋終わったし記念に撮っとくか」と思って撮っている訳ではなく、後にコンクリートの中に埋もれる鉄筋が正しく組まれているかを記録の為、撮っています。これは現場を管理する監督の仕事であり、どこの工事現場でも行っています。
鉄筋工事終了です!
配筋が終わると監理者が現場で配筋検査を行います。
正しく設計通りに配筋されているか確認します。
指摘事項はその場で是正します。
コンクリート打設が完了して、型枠を解体している状況です。
出来上がってみると、ただのコンクリートでしかありませんが、そこには鉄筋屋さんが一生懸命組んだ鉄筋が中に入っていて、綺麗に打てているのは大工さんが寸法通りの型枠を正確に組んだから。
そしてコンクリート打設を行なう圧送工・土工・電気工・設備工の皆が力を合わせて形にしました。職人さんは凄いなあ~。
ということで無事、基礎工事完了しました!!全ての建物に基礎はあります。
勿論現場によって状態は違いますが、皆さんの足元にはこの様な基礎が建物を支えているんだよっていうのが少しでも解って頂ければ幸いです。
それでは!今回はここまで!!
またお会いしましょう!!
ありがとうございました!!