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ものづくり日誌

2019/10/01長津田ビル新築工事 第2回(山留・根伐、杭頭補強、基礎配筋、基礎型枠、基礎コンクリート打設、1Fスラブ張り・コンクリート打設)

第二回目を担当させていただきます。
入社一年目のY.Sです!!
よろしくお願いします( `・∀・´)ノ
今回は基礎工事からということで・・・

【山留・根伐】
周囲の地盤崩れを防止するために壁を作る山留工事と、同時進行で地面の掘削を行う根伐工事を一緒に説明していきたいと思います。

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写真上のようにH型をした鋼材、文字通りH鋼を地中深くまで打設します。

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打設後は、このように地面の掘削を行い露になったH鋼に対して、横方向に矢板を挟む「親杭横矢板工法」により地盤の崩れを防ぐ山留壁を施工します。

【レベルコンクリート打設】
根伐の底に砕石敷きを行うことにより地面の平滑化を図り、更にその上からコンクリートを流し込みます。

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構造的な役割がないため「捨てコン」とも呼ばれています。
この後、コンクリート上には建物を真っ直ぐに建てるために必要な、「墨出」という線を引く作業が行われます。

【杭頭補強】
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以前打設した鋼管杭を所定の高さに切断し、補強筋を溶接します。
支持層と呼ばれる固い地盤まで打ち込まれた鋼管杭と、建物の基礎の接合部になります。


【基礎配筋】
基礎部分と杭周りの配筋をします。
補強した杭に鉄筋を組み上げ、これから建ち上がる建物の過重をこの部分でガッチリと支えることになります。
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【基礎型枠】
続いて、基礎配筋を囲うようにして型枠を建て込みます。
型枠とはコンクリートを流し込み固まるまでの「型」を設ける工事になります。
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【基礎コンクリート打設】
建て込んだ型枠にコンクリートを流し込み地下ピットの姿。形がはっきりと分かるようになりました。地下ピットは電気や設備の配管のメンテナンスのために必要な空間となります。
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【1Fスラブ張り・コンクリート打設】
これまでは地下での工事となりましたが、いよいよ地上階に向けての工事が進行していきます。
1F床の型枠を建て込む際に、断熱材とスラブ型枠の役割を担うピットワークという部材を使用します。
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ピットワークの下では...コンクリートの圧に耐える為、支保工パイプによってこのように支えられています。

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続いてピットワークの上から1Fの床のコンクリート打設を行う前に...

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基礎コンクリート打設の際にも行いましたが、打設時には必ずコンクリート試験を行います。
コンクリートに限らず建物を建てる際、様々な工事において厳しい基準を設けられた試験があります。
その試験をクリアする事によって、品質が保証された建物をお客様に提供する事が出来ます。

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これにて打設終了です。今回初めてのブログ作成という事もあり、緊張で堅い感じにはなってしまいましたが...どうか暖かい目で見てくださいm(__)m

最後までご覧頂き、ありがとうございました!
次回は1階の立ち上がりに向けての工事からとなります!!

ではまた( ^^) /

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