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ものづくり日誌

2022/04/28長津田Tマンション新築工事② 根伐工事・載荷試験

おはこんにちは!長津田の美容担当ことR・Oです!去年の11月から、現場に配属されました!
大先輩ことM・N先輩と、私たちの現場状況を毎月更新していきたいと思います!よろしくお願いします!

さて、まん防も解除され、皆さんも少しずつ出歩くことが多くなっているのではないでしょうか!
わたしは最近、鎌倉、地元の藤沢へ古着屋巡りをすることにハマっております(✿◠‿◠)



そんな話はさておき、今の長津田の現場の状況は、一次、二次と続き、無事根伐(ねぎり)工事を終えました!
根伐工事を行う前に、載荷試験というものを行いました!まずはその載荷試験について説明したいと思います!

載荷試験とは?
建築物を建てるにあたって、建物の重さに底版(ていばん)は竣工後も耐えられるのかを確かめる試験です!
根伐底(底版)まで掘っていき、そこで試験を行います!

建物は傾いて建っていないですよね!なので、試験を行う際も水平器を使用してから試験を行います!
ブログ使用加工①.jpg

上に鉄板をのせます。底盤に荷重をかけ、試験を行うときに生じる反力を抑えるためですね^^
ブログ使用加工②+③.png

上の写真を見てもらうと、いろいろな機材を設置していますね^^
載荷板、アングル、変位計等を設置していきます!完了しだい、検査していきます!
わっ......複雑そう......(;^ω^)
って感じますよね(笑)機材の役割を理解しながら考えれば、案外覚えられます!

続いて、圧(力)をかけていきます。
圧をかけると下の円盤が沈んでいきますが、その沈下量を測る機械を変位計といいます!
無事、地耐力が出てOKがでたら根伐工事の開始です!

根伐工事とは?
建物を建てる最下の地盤(支持層)まで土を掘る工事のことです。
根伐工事とは何のために行っているのかというと、"建物の基礎のスペース"を確保するためなんですね(`・ω・´)
※支持層:建物を支える(支持する)層のこと
ブログ使用加工④.jpg
上の画像で、ユンボで掘っていくうちに見えてくるイカつい茶色(見にくくてごめんなさい)の物体は、以前のブログに記載していたH鋼ですね!ひょっこり出てきました^^
H鋼の面(つら)まで掘っていき、H鋼同士の間に矢板を入れていきます。杉の木です。花粉つらかったですね(笑)
ほかにも違う種類の木も使われているそうです!(ヒノキ、カシ、クリ、etc)
矢板を入れる際に、水平に入れていく必要があります。斜めになってしまうと矢板が入らなくなってしまうからですね。
支持層まで矢板を入れたら、ずれ防止のため半ヌキで固定していきます。
ブログ使用加工⑤.jpg
根伐工事は根伐り底が道路より下へ下へと掘っていくイメージがありますが、
私たちの現場は根伐底がなんと道路より約1メートル高い少し変わった現場です。
図面だけではイメージしにくいかもしれませんが、なかなか迫力のある現場なのではないでしょうか?(笑)
私自身の感想は、「こういう形もあるんだ......」と少し感動した覚えがあります(笑)

ビフォーアフターです↓↓↓だいぶ景色が変わりましたね^^
ブログ使用加工⑥.jpg

ブログ使用加工⑦.jpg



3月の工程はこういう流れでございます!少しでも理解していただけたら嬉しいですね^^

来月のブログは"基礎工事について"です。では、またお会いしましょう*˙︶˙*)ノ"

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