ものづくり日誌
2020/06/30狛江市Hマンション新築工事② (基礎工事~躯体工事[1階])
新型コロナウイルスが大流行し、何気ない日常の有り難みを感じているT・Mがお送りします。
3密、ソーシャル・ディスタンス、フィジカル・ディスタンス、テレワーク、オンライン飲み・・・
当現場でもマスクの着用や検温、消毒などによりウイルス対策を実施しておりますが、コロナに関連する「カタカナ」の多さには目がチカチカしますね。まずは自己防衛が第一!みんなで楽しくお酒が飲める日が待ち遠しいですね。
今回は『基礎工事~躯体工事(1階)』までをお送りします。
宜しくお願いします!
『山留工事(山留H鋼打設)』
地下掘削を行うため、H型鋼材(=H鋼)+矢板により土留壁(どどめへき)を構築します。
支柱となるH鋼を打ち込みます。
位置や高さ、建入れを確認しながら慎重に施工します。
頭部の位置が合っていても、下方でずれていたら大問題です。
まっすぐ入っているかの確認(=建入れ)は欠かせません!
『基礎工事(レベルCON打設)』
先程打設したH鋼の内側を掘削し、土を出しながらH鋼とH鋼の間に決められた厚みの矢板を嵌めていきます。この工法を「親杭横矢板工法」と言います。(※一般の方は、覚えても何の役にも立ちませんね)
掘削が完了すると、床付面(=地面)に砕石を敷き、レベルコンクリート(捨てCONとも呼ばれる)を打設します。
『基礎工事(基礎配筋)』
当現場の基礎は杭を打ち込む杭基礎(参考P)ではなく、"べた基礎"と呼ばれる高さ1.1mの耐圧盤(=分厚い床)を構築し、その上に建物を建てていきます。鉄筋がぎっしり入っています。建物の土台に相応しいですね!
『タワークレーン設置』
地上より下の工事が終わり、1階床の高さまできました。
ここで、搬出入をスムーズに行うため、タワークレーンを設置します。
現場の敷地や立地条件により、タワークレーンを使用できない場合もありますが、あるととても便利な機械です。
一家に一台いかがでしょうか?(失礼しました)
よく赤と白のクレーンが建物のテッペンに付いていますよね、アレです。
組み立てはラクタークレーン車を使用し、赤白のブームを吊り上げマスト(支柱)に固定し、ワイヤーを通し完成です。
今後、建物と一緒に伸びて行きます。
『躯体工事(1階型枠建込)』
いよいよ地上の工事となります。
作業をしやすくするため、外周の足場を先行して組んでいます。
躯体工事は簡単に言うと、鉄筋を組む→型枠を建てる→コンクリートを流すこの繰り返しです。(簡単過ぎました。。)
実際はとっっっっても難しい事の積み重ねで、建物が出来て行きます。
細かい所は、今後紹介出来たらと思いますので今回は省略させて頂きます。
今回は、ココマデです。
最後まで見て頂きありがとうございます。
次回は『躯体工事』についてじっくりお送りする予定です。
どうぞお楽しみ!!
■総務のMから勝手に一言コーナー!
過去の「躯体工事」が気になる人は下記リンクからご覧ください。
過去記事で「躯体工事」が含まれるBlog一覧
次回のT・Mさんは過去の「躯体工事」記事を上回る内容を提供予定です!