ものづくり日誌
2022/10/07長津田Tマンション新築工事⑥ 左官工事
おはこんにちは!
バトンが回ってきました(笑)工事担当のR・Oです!
夏真っ盛り......という時期も過ぎ、最近はすっかり肌寒くなりましたね! 皆さんは夏らしいことしましたか?
私はバーベーキューや旅行など、たくさん楽しみました!
さて、現場の進捗状況はというと......。
204号室の変則的な進みが1~3号室に追いつきました。今は4階床まで上がっています!
前回のブログにある通り、親墨、子墨を出し、敷桟(しきざん)を取り付けます。
敷桟は壁の型枠を建てるための土台のようなものですね。
外部型枠(外壁側の型枠です)を建て込んだあと、鉄筋屋さんが壁、梁の配筋を行います。
その際、梁の主筋本数や、壁配筋のピッチ等、躯体工事に欠陥がないかなどを確認します。
4階の壁梁配筋を終えると、大工さんが型枠を返していきます。
お部屋ができましたね!ここからスラブ型枠が始まります......。
9月は躯体工事とともに、内装工事も始まりました。
今まで躯体工事について主に書いていきましたが、これからは内装工事もどんどん紹介していきます!
今回は左官屋さんについて紹介していきます!
「左官屋さん」。変わった名前だな......と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ちゃんと由来があるそうです!
建築工事において、骨組みをつくる大工さんのことを「右官屋」というのに対し、壁塗りをする職人さんを「左官屋」と呼ぶようになったんですって!
そんな左官屋さんは、どんな道具を使っているんでしょうか?盛板は補修をしていくためのモルタルを一旦盛って置く道具で、左官コテは壁や床、天井にモルタルを塗るためのものです!
特にコテは左官屋さんの商売道具と言えますね!
では、次に左官屋さんがどんな作業をされているのか説明していきます!
サンダーという研磨機械を使って、天井コンクリート表面にあるでっぱりを削っていきます。
このでっぱりは、型枠パネル同士の隙間にコンクリートが出るとできてしまうので、削ることで表面を整えていきます。
▲型枠パネルの目違いを埋めている様子
サンダー掛けが終わると、次は補修をしていきます。
目違いを補修したのち、壁全体にとりかかります。
実は全体を塗る箇所とそうでない箇所の2つのパターンがあります。
壁全体を補修する際は、左官屋さんが塗ったあとに、クロス屋さんが躯体面でクロスを貼ってくださいます。これを直貼りといいます。
また、断熱ウレタンやS1ボードといった断熱材との絡みを考えて補修作業を行っていきます。
▲天井を補修している様子
天井も壁と同様に、のちにクロス屋さんが直天でクロス貼りをするので補修しています。
一回塗ってハイ終わり!ではなくて、時間を置いてから、左官屋さんは再度均していきます。
これを押さえといいます。
押さえ作業を再度行うことで、塗った箇所の凹凸がさらに整います。
左官屋さんの技術には驚かされます......。
私も壁の補修を体験したことがありますが、めちゃくちゃ難しかったです。
モルタルを盛った盛板も重すぎて、左の握力25キロの私はヨロヨロしながらやりました(笑)
私が補修したところは、すぐに直されましたね~(笑)
今回は左官屋さんを紹介させていただきましたが、これからもたくさん色々な業者さんが入っていきます。
都度更新していきますので、よろしくお願いいたします。
次回は、またバトンを返します!M・N先輩!HEY!!!!
ありがとうございました┏(<:)