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ものづくり日誌

2024/06/24小川組建築部豆日記 第8回 「建設現場と雨」

皆さんこんにちは!総務部Kです。
6月に入ってから気温がぐっと上がり、雨模様も5月に比べ増えてきましたね☔
今回のブログでは、「建設現場と雨」についてお話しします。
ぜひご覧ください😄

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雨具について

雨具と聞いて最初に思いつくのものといえば、一般的には傘ではないかと思うのですが、建設現場でお馴染みなのは雨合羽
傘はどうしても手が塞がるので、雨天必須アイテムは雨合羽といっても差し支えありません😎
現場の皆さんは雨合羽を着て、その上からハーネスをつけて、完全装備で雨の中の作業を行ないます。

今回この記事を書くに当たって雨合羽を色々と見たのですが、通常のレインコートや雨合羽よりも、建設現場で活躍する雨合羽はガッチリと全身を包む作りで、色もハッキリとしたものが多い印象を受けました。
雨は視界もどうしても悪くなるので、影響を可能な限り少なくするようにハッキリとしたカラーリングにし、湿度なども鑑みて通気性能が高いタイプが基本なのだろう......と推察いたしました📝



影響が出る作業について
屋外の作業が多い建設現場ですが、基本的に小雨程度だと作業を続行します。
もちろん安全第一に、用心に用心を重ねて作業を行ないます。
しかしながら、強い雨だと影響が出る作業がいくつかありますので、ご紹介します。

①掘削工事
読んで字のごとく「掘って削る」作業なので、雨が降ると雨水がたまって作業自体が困難になります。
多少の雨ならば支障はありませんが、強い雨ともなれば水溜まりが出来るのは必然的なので中止に。
また、地盤が緩くなってしまう恐れが出てくるのも理由のひとつです。

②コンクリート打設工事
生コンクリートの重要なポイントに、水とセメントの比率があります。
比率により強度が異なり、建物全体の強度に繋がってきます。
小雨だとむしろ良いくらいなのですが、強い雨になると比率が崩れてしまうので中止に。

③塗装・タイル工事
外壁での作業時に雨が降ると、残念ながら中止になってしまいます。
もし、屋内での作業がある場合はそちらに切り替えられることも。
そういった臨機応変な指示が出来る能力も現場監督という仕事において大事な要素だと思います👓

④屋根工事
建物のなかで一番高い場所での作業となり、少量の降雨の場合は十分に気を付けながら作業を継続します。
強い雨の場合は墜落事故につながる恐れがあるため中止になります。

雨の程度によっては、想定していた作業工程のなかで順番をずらせるものはずらしたり、改めて日程を設定したり......と、現場管理担当者が頭をフル回転です。
作業が出来るだけ遅れないように、皆さんは随時天気予報を確認し、ブルーシートを敷いたり、養生を行なったりと様々な事前対策をとります。
現場を動かすためには、注意深さや計画性、指示の的確さなど、多種多様な能力が求められることに。
改めて「何かを作る」お仕事の大変さを痛感します......🤔



作業が中止になった場合の過ごし方
もし作業が中止になった場合は、屋内で出来る仕事に切り替えます。
現場作業を行なっていただく職人さんたちをやむを得ず帰宅させた場合でも、現場管理を行なう担当者は書類の作成や整理、メール・電話の応対、雨で作業が中止になったことによる工程の見直しなど。
ここには書ききれないくらいに沢山の仕事を雨の日でもこなします。


品質を保ちつつ、出来るだけ早い施工で、書類まわりもしっかりこなして......となると、雨の日も無駄にすることは出来ません。
皆さん安全第一で今日も建物づくりを行なっています👷
ほんの少しでも、雨の日の建設現場が伝わっていれば嬉しく思います!



では、また次回お会いしましょう👋



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