ものづくり日誌
2022/03/09南町マンション新築工事⑧ 仮設足場
みなさん!お久しぶりです!
当現場のマスコットキャラクター!とんこつ(C・M)です!!
今年は川崎にも雪が降り、ものすごく寒い年明けになりましたね...
だがしかし!僕にはデブならではのミートテックがあるので寒さには強い!
ト、オモイマス・・・(-_-)実際はメッチャ寒い...
寒さに負けず頑張ろー!!
そんな感じで、はじめたいと思います!!!!!!!
今回紹介するのは、【仮設足場】についてです!
《足場とは?》
現場において仮設で建てられた作業床、作業通路のことを言い、建物の外周部に設置します。
設置された足場を使用し、職人さん達が作業を行います。
もし足場がなかったら、建物外観の仕上げ作業が出来ません!
そんな足場のうち、今回紹介するのは【くさび式足場】【ブラケット足場】【単管足場】の3つです!
【くさび式足場】
2種類あり、くさび式緊結足場とビケ足場があります!
当現場では、くさび式緊結足場を採用しました!
今回、ビケ足場は紹介しませんが、興味ありましたら調べてみてください!
くさび式緊結足場はその名の通り、手摺材に付いているくさびを支柱にあるフランジという穴に差し込み、ハンマーで上から叩くことで固定します。
固定された手摺の上にアンチと言われる床材を取り付けます!
下の写真がくさびを差し込んだ写真になります。
くさびを写真のように差し込んで緊結を行うため、【くさび式緊結足場】と言うんですね!
支柱や手摺、人が作業するための床のアンチには長さがそれぞれあり、設置する場所によって材料の長さを組み合わせ、職人さんが作業しやすくします!
他にも、先行手摺という部材もあり、現場では【ブレス】と言います!
ブレスの下にもくさびがあり、そのくさびもフランジに差し緊結します。
下の写真がブレス取付時の写真になります。
緑の枠で囲んだ位置に手摺とアンチ(床材)を取り付けたら作業床の完成!
これで職人さんも作業ができます!
【ブラケット足場】
先程紹介したくさび式足場が、狭くて設置が出来ないなどの条件が発生した場合に設置する足場です。
ブラケットと言われる部材の上に、アンチ材or足場材(上の写真の材料)をのせます。
支柱が片側1本なので、写真の左側(建物側)には手摺を設けられません!
そのため、親綱といわれるロープを張り、墜落制止用器具を使用して墜落災害を防止します。
《ブラケットとは?》
下の写真をご覧ください!
黄色で囲んだ部分にブラケットが付いています。ブラケットにも様々な種類がありますが、ほとんどがクランプと言われる物が付いていて、それを締めて固定させます。
ブラケットに足場材を乗せる場合、足場材などがずれてしまう可能性があるので、番線と言われる太い針金のようなものでずれないようにしっかり締めます!
実際に番線を締めてみましたが、難しい!!
鳶さんのほうが綺麗で速く締めていて、さすが職人さん!って思いました!
【単管足場】
ブラケット足場と同様で、狭い場所などに設置します。
え!?また狭いの!?( ゚Д゚)
上記写真は当現場で設置した単管足場ですが、僕の体型では通行できませんでした...(T0T)
他のみんなが痩せすぎているんですね!きっとそうだ!!
単管足場はクランプでパイプを固定し、床・手摺を設けます。
床と言っても、上記の写真のようにパイプで設けられた床になります。
なので、ブラケット足場と同様に親綱を張り、墜落防止措置をします!
上の写真のクランプは三連クランプと言い、単管足場を設置するのに簡単に組立できるそうです!
僕は使ったことはないですが、鳶さんが言っていました!
当現場は足場解体を行い、無事に解体工程が終了しました!下の写真はその途中の風景です!
14階建てですのでかなり高いです!
事前に打ち合わせした手順で解体を進めていきました!
低い場所での解体作業でも、災害の可能性はありますので、注意して作業を行いました!
上記工程の繰り返しで、建物外周部の全部の足場を撤去します!
解体作業開始から約半月で無事足場解体が終わりました!現在、竣工に向け外構工事中です!
引き続き無事故無災害で竣工まで頑張ります!
当現場でのブログは今回で終わりになりますが、楽しんでいただけたでしょうか?
今までありがとうございました!
また会う日まで......さようなら~!