ものづくり日誌
2021/09/13南町マンション新築工事⑤ 躯体工事(型枠編)
お久しぶりです!第5回のブログを担当します
トンコツです!!(・oo・)
いやいやいや!!!誰がトンコツばい!
トンコツなら「長浜のトンコツ」が一番たい!!
夏の暑さで汗、、、いや!良い出汁がでよるなぁ~・・・じゃなかね!!
そげん話はさておき、今回のテーマは
【躯体工事(型枠編)です】
躯体工事(鉄筋編)はトリガラ先輩が前回書いてくれましたので、そちらも見てください!!
それでは、やってきましょう!!!
型枠大工さんの作業で生コン打設後1番初めにやるのが【子墨出し(こずみだし)と敷桟(しきざん)】です
型枠大工さんが作業してますね!
生コン打設の次の日に「墨出し大工」が出したくれた、親墨と言われるX通り、Y通りの基準墨を基に型枠大工さんが型枠を建てる位置が分かるように、施工図を見て子墨を出していきます!!
子墨出しが終わったら、敷桟をしていきます!
生コン打設時に土間工さんが生コンの表面を鏝(こて)で押えてくれます。ですが!
スラブ高さが全て同じになる事は無いに等しいです。
なのでレベルを使い、高さの確認をします!
(上の写真で型枠大工さんがレベルを見て確認しています)
そして!!高さを合わせる為に、【桟木(さんぎ)、べニア、パッキン】などをスラブ上に敷くことで型枠を建てた時に、型枠天端が同じになるようにします。
この作業が子墨出し・敷桟になります!
次に型枠大工さんが行う作業は、型枠の建込み(たてこみ)です!
子墨出し・敷桟が終わり、型枠を建て込んでいきます!!
型枠大工さんが壁や柱などの形を作るように敷桟の上に型枠を建て込んでいきます!
型枠大工さんが使っているのは【仮枠(かりわく)ハンマー】です!
この仮枠ハンマーで釘を打ち、隣り合わせの型枠を繋げていきます!
型枠を釘だけの固定で打設するとコンクリートの圧力に負けてしまい崩壊します
その際に、型枠が崩壊しないように【セパレーター】を使います!
セパレーターの先端にはPコンか座金(ざがね)を付けます。
・座金と座金を【Cセパ】
・座金とPコンを【BCセパ】
・PコンとPコンを【Bセパ】と呼びます
屋外か屋内か、仕上げなどによって、使用箇所は変わります!!
セパレーターを実際に取り付けると上の写真のようになります!!
型枠にセパレーターが通るように穴をあけ、取り付けます!
そして、セパレーターを付けたら、型枠を返していきます!!
返した向かい側の型枠にも穴があり、そこにセパレーターを通します。が!
向かい側の穴ぴったりにセパレーターが通らない事があるので【セパレーターフック】というものを使いセパレーターを通します。
現場では【セパ通し】と呼んだりします!
下の写真がセパレーターフックです!
セパレーターフックを下の写真のように使いセパレーターを通します!
先端が曲がっていて、くるっ!と回してセパレーターを通します!
難しそうですが、慣れてくると簡単に出来るそうです!
セパレーターを通したら【フォームタイ】を取付けます!!
パイプを流し、締付け、向かい合う型枠を一定の距離以上に行かないよう固定します!!
上の写真がフォームタイと実際に付けたときになります!
フォームタイの弧になっている場所にパイプを付け、締め付けていきます!
型枠を返して、パイプを流した風景が上の写真になります!
なんとなくですが、形が分かりますね!!
柱・壁・梁と建て込んだら、次はスラブの型枠を貼っていきます!
何か、ありますねぇ~
【支保工(しほこう)】ですね!!
現場では、【サポート】とよく呼ばれます!
支保工の上に【大引き(おおびき)】、【根太(ねだ)パイプ】を並べスラブ型枠を貼ります。
支保工はスラブの様々な荷重に耐えられるよう、計算して立てます!
そしてスラブを貼り終わったのが上の写真になります!!
ざっくりとした説明になりましたが、打設後から打設までの型枠大工さんの工程になります!
今回紹介した道具の名前や名称など、少しでも覚えてもらえたらうれしいです!!
それでは!さようならぁ~✌
あっ!( ゚Д゚)
次回!第6回の担当は! 日焼けしたと言ってるが、見た目がまったく!変わらない!
ゴリ先輩ことD・M先輩です!おたのしみに~!