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ものづくり日誌

2022/11/22長津田Tマンション新築工事⑦ 造作工事

こんにちは!
バトンを受け取りました、工事担当ことザッキーです。すっかり秋らしくなりましたね。
皆さんは、どんな秋を堪能していますか?
私は久し振りにエンターテインメントな秋を楽しんでいます。
ライブ、LIVE~ (^o^)/


......失礼致しました。
さて、現場ですが先月末無事に上棟し、内装工事が本格的になっております。
そして、この現場に配属になってから1年が経ちました。

〇1年前の現場(2021年11月末頃)
①.jpg

〇現場全景(2022年10月末)
②.jpg
工事が始まるとあっという間ですね。
足場解体後の建物お披露目が楽しみです。

前回のブログは左官屋さんについての記事でしたので、今回は「造作大工」さんを紹介します!
造作大工さんは間仕切り・開口枠・天井・床・造付け家具......等、とても幅広い作業範囲を担当しています。
その中のひとつ、「置き床」工事の様子を見てみましょう。
まずは材料のご紹介。(チャカチャカ チャチャチャ~♪)
③.jpg
こちらはパーティクルボードです。床の下地材に使用します。
木材の破片を接着剤で熱圧成形した板状の製品です。
あれっ、中央(青い枠)に何か印刷されていますね。
④.jpg
F☆☆☆☆(エフ フォースター)」とあります。
これは家具や建築資材・壁紙等に使用される接着剤に含まれる「ホルムアルデヒド」の放散量を星の数で表示しています。
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因の一つとされている化学物質です。
星の数により使用数量の制限がありますが、☆4つは制限がありません。
※ただし、ホルムアルデヒドの放散量がゼロではありません


⑤.jpg
こちらは置き床工事に欠かせない「脚」です。今回の現場では2種類使用します。
標準と補強用の違いは、脚の底についている黒い部分の硬さです。
補強用支持脚は間仕切りの下に設置するため、標準より硬くなっています。
そして、下の写真は支持脚を固定する接着剤です。
⑥.jpg
これにも「F ☆☆☆☆」の表示が付いています。

次は、工程を見ていきましょう。
⑦.jpg
まずは躯体の端部に「際根太(きわねだ)」を事前に付けた「コマ」に固定します。
※床板を受ける横架材で壁際に設けるため、このように呼ばれています

⑧.jpg
置き床の施工状況です。
レーザー水平器でレベルを確認しながらパーティクルボードを敷込みます。
また、敷込みの際、パーティクルボードは仕上げのフローリングと直交させるんですよ。
ちなみに、先程紹介した支持脚はこんな感じで使われています。
⑨.jpg

⑩.jpg
敷込み完了後、床全体を歩いて浮き・レベルなどを確認し、支持脚に接着剤を注入~床材の隙間にゴミ等が入らない様に養生をします。
⑪.jpg
作業が完了しました!
この上にフローリングなどの仕上げ材を張込みます。
その状況は今後のブログで紹介できればと思います。

「年末」という言葉が少しずつ聞こえてきた今日この頃。
体調に気を付けて参りましょう。
成長が著しいことおのり~!次回のブログ、頼んだぞ~!

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