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ものづくり日誌

2018/03/22長津田Aマンション新築工事⑦RC造(「仕上げ材選定について」~「テナント内覧」)

長津田Aマンション 第七弾です。


先月は何と言ってもオリンピック!!
過去最高のメダル獲得に日本中が沸いていました。
努力の積み重ねによる栄光ですね!
私も負けずに、気合を入れて更新していきます。


今回の更新は、事務作業についてご紹介していこうと思います。

現場進捗に合わせ、お客様との打合せによる仕上げ材選定や
各種図面作成が行われています。


№1「仕上げ材選定について」
まず始めに、仕上げ材は大きく分類し2種類あります。


1)外装仕上げ
外壁タイル、塗装材、玄関扉、サッシなど、外観の仕上げです。
①.jpg


②.jpg



2)内装仕上げ
フローリングや壁紙、扉や枠などの木製建具、ユニットバスやキッチンなどの住宅設備など、室内の仕上げです。
③.jpg


(これでもほんの一部です。)
工事進行中にお客様との打合せを重ね、選定していきます。


№2「選定方法について」
外壁タイルを例に、どのようなプロセスで選定まで辿り着くのかを見ていきましょう。
まず、タイルの選択項目は大きく分類し4項目あります。
・タイルの大きさ(45二丁掛け、二丁掛け、ボーダー、50角、小口平etc)
・タイルの面状(表面の形状、写真中でも35種類、メーカーにより色々あります。写真上部)
・タイルの色(写真中で160色、数えたらキリが無いくらいあります。写真下部)
・張り分け(部分的に別種類のタイルを使う)
④.jpg


打合せを通し、設計者からデザインや管理の面からアドバイスをもらいます。
タイルは建物の印象が左右されるものなので、近隣建物との調和や、建物の用途によって特徴的にしたり、アフターメンテナンスを考慮した汚れが落ちやすい加工をしたりなど、総合的に判断し選定されます。


ここで、室内にいる方はあたりを見回してみて下さい。内装材の仕上げも天井・壁のクロス、床のフローリングやクッションフロア、建具の色や柄など選択する事はたくさんありますね。


このような打合せを経て、住む人・利用する人が
安心し、使いやすい建物造りを行っていきます。



№3「図面について」
一言で図面と言っても何種類もあります。
設計者が描いた『設計図』(写真:緑の表紙)だけでは、建物は出来上がりません。


施工するにあたり、細かい寸法を入れた『施工図』(躯体図、平面詳細図etc)を私たち工事管理者が作成します。
この図面を元に、職人さん達が建物を建てていくため、見やすくA1サイズの用紙に打ち出します。


⑤.JPG



サッシやユニットバス、エレベーターなど、使用するものによって製作図をチェックします。


建物の寸法と取り付ける物の寸法が相互に噛み合って、ようやく綺麗な建物が出来上がるので、図面は欠かせません。


⑥.JPG





№4「テナント内覧」
当現場は1・2階が店舗となる為、テナント内覧も工事中に行われます。
まだコンクリートが丸見えの状態ですが、仕上げのイメージを沸かし、ご覧頂いています。
図面で見るより現地現物での確認で奥行きや高さが確認できるのです!
⑦.JPG


今回も最後までありがとうございます。
次回は着々と進行中の工事に戻ってご紹介させて頂きます。


次回更新は、4月20日頃を予定しています。

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