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ものづくり日誌

2018/04/26長津田Aマンション新築工事⑧RC造(「サッシュ取付」~「発泡ウレタン吹付」)

長津田Aマンション 第八弾です。


春の嵐が猛威を振い、真夏日も観測された4月でした。
桜の開花も早く、お花見に行った時は、すでに葉桜となっていました・・・
まぁ『花より団子・・・酒!』ですが・・・
皆様は間に合いましたでしょうか?


建設現場では、足場があるので天候には敏感になります。
事前対策を万全に行い、無事故・無災害で竣工できるよう
努めて参ります。

今回は現場内に戻り
各種工程についてご説明させて頂きます。


№1『サッシュ取付』
いよいよ賃貸住戸部の仕上げ工事が入って来ます。
トップバッターはサッシュ(窓枠)です。


ガラスが入っていない状態で取付けを行います。


フローリングや壁との取り合いがある為
水平・垂直が測れるレーザーレベルにより、正確な高さをミリ単位で調整します。
そして、コンクリートに打ち込まれたアンカー(溶接用の金属)に溶接し、
がっちりと固定します。
①.jpg


№2『サッシュ詰モルタル(左官工事)』
サッシュの取付が終わると、左官工により
コンクリート開口とサッシュの隙間に
防水材が調合されたモルタルを詰めていきます。


少しでも隙間が出来てしまうと、漏水の原因となってしまうため
よく押し込み、密に埋めます。


その際に使われるのがモルタルガンと呼ばれる道具です。
出口が狭いため、圧縮したモルタルを出すことができ、
隙間無く埋めることに一役買ってくれます。
②.JPG


№3『コマ付け・額縁取付(造作工事)』
窓や玄関枠に、壁の見切りとなる額縁を取付けます。[写真①]
ここに壁の下地材のボードを差し込み、壁とサッシュが綺麗に納まります。


そして床・壁の下地材を固定する為の角材(コマ)を
壁に貼り付けます。[写真②]


また、仕上がりのフローリングの高さはコンクリート面から
15㎝上がるため、壁際に床の端部を支える横架材【おうかざい】(根太【ねだ】)を回します。
際に付く根太=際根太(きわねだ)と呼びます。
際根太の為に、壁際の床にもコマを取り付けます。
③.JPG


№4『ガラス取付』
ガラスの取付時には、サッシュに
ガラスをはめ込み、隙間から水が入ってこないようにシーリング処理をして
完了となります。


当現場では"熱線反射ガラス"を使用しています。
下の写真のようにミラー効果があり、昼間はほとんど外から中が見えないため
カーテンがなくてもプライバシーが守られます!
ですが、夜間はミラー効果が反転し、外からよく見えてしまいますのでカーテンは必要です。


他にも遮熱性に優れており、室内の暖房効率が透明のガラスに比べ高く
とても省エネなガラスとなっています。
④.JPG
⑤.JPG


№5『発泡ウレタン吹付』
なにやら各部屋が隔離され、「プシュプシュ」と音がしています。
恐る恐る中を覗いてみると、全身を防護服に守られてホースを持った人が・・・
現場に不審者が?!

失礼しました!ウレタン吹付工さんでした!


断熱のために壁や天井に発泡ウレタンを吹付けて断熱層を作っています。
現場でA液とB液を別々のホースで噴出し口まで伸ばし
噴出する際に混合し、化学反応により発砲します。


厚みは断熱性能の計算により算出され、部屋の断熱や結露防止の
役割を担ってくれます。
⑥.jpg
image7.jpeg


今回も最後までありがとうございます。
次回はユニットバス据付~各種内装工事をご紹介させて頂きます。


次回更新は、5月20日頃を予定しています!

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