ものづくり日誌
2020/10/03狛江市Hマンション新築工事④ (内装工事編)
今回から記事作成に参加しました建築部のA・Oです。
よろしくお願いします!
いやーー、梅雨が明け猛暑が続いていましたが、一気に気温が下がり寒くなりましたね。
体調管理はしっかりとしないとですね!
さてさて、今回の記事の内容は「内装工事」についてご紹介します。
内装工事についての流れは以前のものづくり日誌で何度も紹介していますので、紹介できていない工事もご紹介したいと思います!!
「転がし配管」
名前の通りコンクリートの床に直接配管していきます。
配管の位置を間違えないようコンクリートに直接、数字や線等の目印を書き込み、それをもとに配管を行っていきます。
ん!壁にピンク色の物がついていますねー。
その正体は「発泡ウレタン」です。
外部に面している所にウレタンを吹き付ける事で外からの暑さ・寒さを遮り、室内の温度を一定温度に保つ役割があります。
吹き付けるとマシュマロのような柔らかい塊がモコモコと膨らみます。
別の現場ですが小川組のYouTubeチャンネルに、ウレタン吹付けの動画があります。
ぜひご覧ください!
吹付完了後の写真です。
時間が経ってもも柔らかいのかな?と思いますが・・・意外と固いんです。
つづいて、「際根太(きわねだ)・置床」→「軽量間仕切り(LGS)」→「ボード貼り」→「クロス張り」をご紹介します。
「際根太(きわねだ)・置床」
周囲に際根太を取り付け、その上にパーチ(パーティクルボード)を置きビスで止めていきます。下に電気設備の配管が通れるようコンクリートと床に空間を作ります。
防音・保温効果も兼ね備えています。
敷込完了!
中間部分には支持脚を入れて重さに耐えられるようにしています。
次は・・・
軽量間仕切り
軽量鉄骨(LGS)で内部空間を仕切り、用途別に部屋を区切ります。
その後、ボードを貼りつけ内壁を作っていきます。
ボード貼り
ボードを貼るにあたって二つの貼り方があります。
一つ目は軽量鉄骨にボードを貼りビスで止めて貼っていくやり方。
二つ目は先ほど紹介しましたウレタン面にGLボンドを団子状に塗り、ボードを直貼りしていくパターンです。
ただ適当に間隔をあけて塗っているわけではないんですよ!
団子のサイズ、縦、横の間隔もしっかりと決まったピッチがあります。
貼っているボードは、石膏ボード(プラスターボード)と言って断熱、遮音性に優れています。
ボード貼り完了です!さて次は「クロス張り」です!
よし!ちゃちゃっと壁に張って完了だとはなりません・・・
クロスを張る前にパテ処理といった下地の準備があります。
パテ処理はクロスを張るにあたって大事な作業です!
クロスはとても薄い素材ですので、下地の繋ぎ目、段差をパテで平滑にしないとクロスを張った後の仕上がりがとてもみっともない事になってしまいます。つまりパテ処理は、下地の不陸や溝を埋めて一枚の壁にする作業です!
パテ処理完了後いよいよクロスを張っていきます。
クロス張り
糊付け機を使って糊付け+裁断をします。
張るときにはローラー、撫でバケを使い綺麗にムラなく張り付けていきます。
完了です!いっきに部屋っぽくなりましたね~
フローリングを張ったり、住設機器を設置したりとまだまだたくさんの工事がありますが、またの機会にご紹介できたらと思います。
最後に、内装の工事が完了した写真がこちらになります!
今回の記事はここまでとさせて頂きます!次回で最終回となります!
またのお読みいただけたら幸いです!!さようなら~~