ものづくり日誌
2019/12/09辰巳一丁目社員寮新築工事 5回目(内装工事から竣工まで)
こんにちはー!お久しぶりです!ETです!!
いやあすっかり寒くなって来ましたねえ
僕はこたつを出しました。どうでもいいですけど、こたつ入りながらアイス食べるのって最高ですよねえ。。。
冬は忘年会もあるし鍋は美味いし、食べ過ぎてしまいがち
ですが、今年残りわずかを頑張っていきましょう!
さて今回はいよいよ最終回!!
躯体工事を経て、いよいよ内装工事から竣工までを紹介させて頂きます!
それでは最後まで宜しくお願いします!!
少し写真で解りづらいかもしれませんが、職人さんの手の先、火花が散っています。溶接してるんです!
何を溶接してるかと言えばサッシュです。
実は躯体工事の型枠大工さんは、サッシュが取付られる開口の周りの型枠にサッシュを溶接する為のアンカーを打込んでくれています。
サッシュ屋さんは、そのアンカーとサッシュを溶接して固定します。
次は何をやっているんだ~?
これはユニットバス屋さん。皆さんの家にもあるかと思います。
ユニットバスは現場に納入した時点で製品なので、取扱いには十分注意しての施工が必要です。
設置完了後も養生など管理をします。
そして次は置床工事!!大工さんが施工します。
躯体工事の型枠大工さんとは違い、内装工事の大工さんは造作大工さんと言います。
造作大工さんが何をしてるかというと、パーティクルボード(通称パーチ)を取付ています。
写真にあるように、足がついたものがパーチを支えていますね。
床には給排水の為の管などが通っています。だから床から上げる必要があるんですねえ。
パーチ敷込完了!!
この上にフローリングを張るんです!!
でもまだまだ工事があるので張りません!!笑
なんか立ててますねえ。これはLGS(Light Gauge Steel)軽量鉄骨です!
非常に軽く丈夫で加工がし易いので、広く採用されています。
部屋の壁となる所や天井となる所にLGSを取付け、そこにボード材をはり、更にその上に仕上げのクロスを貼るというのが、壁の出来上がり方です!
これは界壁といって、ボードの中にロックウールを入れます。
断熱、防音する効果があります!
壁の緑の部分になんか付けてますねえ。遊んでるですか?
いいえGLボンドを取付けています。
壁の緑の部分はウレタン(断熱材)です。今回割愛していますが、外気に触れる壁などは全て躯体に直接ウレタンを吹付ています。
その壁面にボードを貼り、最後はクロスを貼りたい。。。
そこでGL屋さんが登場し、ペタペタとボンドを付けて、そこにGLボードを貼るのです!
ついにフローリング貼り!!クロス貼り、洗面器、キッチンなども施工完了しています!
一方その頃。。。外壁では着々と外壁塗装が仕上がってきています。
塗装工事は外で見かけたり、テレビで見たりすることがありますね!
塗装工事もいきなり塗り始める訳ではなく、余分な所に塗装材が付かないよう養生をし、塗装面にシーラー(塗装材の付着材)を塗ってから塗装が始まります。
下塗り、中塗り、上塗りと繰り返して仕上げていきます!
これはタイル貼りですね!
タイルというのは仕上がってしまうと一見、「ほーんタイルか」くらいに思うのが普通かと思いますが、実はそこには様々な検討する事項を経て貼ってあります笑
タイルとタイルの間を目地と言いますが、その目地が「ここに来たらかっこ悪いな」とか、意匠の面も考慮します。割付も考え、どこから貼るかも考えます。
アスファルトも敷いて外構工事も完了!!
どうですか。。。なんということでしょうというナレーションが聞こえてきますねえ、こちらは新築ですが笑
よっしゃー!工事終わった!「お客様、できました。」とはまだなりません。
検査があります。消防設備を検査する『消防検査』や当社では『竣工社内検査』を行っています。
更に、『設計検査』、『行政検査』、『電気設備検査』、『お客様検査』など受け、指摘事項があれば直ぐに是正し、全て完了してお客様に引き渡します。
なんということでしょう。。。(うるさい)
廊下もかっこいいですねえ!!
エントランスですね!!ポストもかっこいいしタイルもうまくいきました!
ああ懐かしい。。。元はこのような所でした!
それがこうなって。。。
こう!!無事工事完了してお客様に引き渡すことが出来ました!
まだまだ紹介しきれていない細かい仕事は沢山あります!
一つの現場に何十という業者さんがいて何百という職人さんがしっかり仕事をすることで建物が出来ていくんですねえ!
かなり大まかでしたが、工事の流れが解って頂けましたでしょうか!?
このブログで建築や小川組へ興味を持って頂けたら幸いです!
では、ここまでお付き合い頂きありがとうございました!
またどこかで会いましょう!!