ものづくり日誌
2018/12/28大田区Sマンション新築工事 vol.5
こんにちは!
だいぶ冷え込んできて、防寒着を着るようになりました。
今年ももうすぐ終わりですが、私は、醤油の餅がいっぱい食べれる年末は少し楽しみです(笑)
現場の方は、12月の前半に最上階のコンクリート打設をして上棟を迎えました。
上棟とは鉄筋コンクリート造の場合はコンクリートの打込みが完了した時、
木造では柱・梁等の組立てが終わり、屋根の一番上の部材(棟木)を取付けた時、
鉄骨造では鉄骨工事が完了した時です。
その1 『転がし配管』
床下の配管を通称「転がし配管」と呼んでいます。
床は置床でコンクリートより仕上がりで200mm上がりますが、
あらかじめ水廻りの給水、排水、ガスの配管を行ない所定のキッチンやトイレ・洗面の位置に立ち上げておきます。
また、床の施工前に水圧テストを行い、水漏れが無いかのチェックを
行います。もちろん最終的に検査も行います。
その2『サッシュ取付け』
RC造では、一般的には最初にサッシュを取付けます。
内装材を外部からの雨風から防ぐ目的や、作業性、室内の納まり
の基準になるために最初に施工します。
サッシュを溶接で固定し、周りを防水モルタルで詰めます。この時,、穴が
ない様に良くチェックしながら詰めます。雨漏れの原因にならない様に。
仕上げ前にはサッシュと躯体取合いにコーキングを打ち、防水処理を行います。
現場監督は、サッシュを取付ける前に、設計図通りに開口の寸法がなっているか、
躯体の確認を行います。通称サッシの墨出と言って、少し現場の仕事が分かってきた頃に
教えてもらったのを覚えています。
↓は3階の状況です。
型枠支保工の存置期間となっています。
コンクリートの存置期間は4週(28日)置き、強度発現の確認を
行ない、支保工の撤去を行います。
こちらは屋上です。
1月にアスファルト防水を行います。
今回はここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございます。
次回は1月後半にUP予定です。
来年も本BLOGをどうぞ宜しくお願いします。
それでは、良いお年をお迎えください!