ものづくり日誌
2018/09/28大田区Sマンション新築工事 vol.3
こんにちは!
最近はだいぶ暑さも和らぎ、過ごしやすい気候になってきましたね。
雨の日もありますが、現場はあの暑さよりは雨のほうがいいって人が多いと思います。
さて、前回の基礎型枠の建込みから進み、1階の床型枠が完了しました!
8月後半の状況です。
写真にある、水色のものは断熱材です。
断熱材にも厚みや密度の違いがあり、設計図に記載された物を使用します。
地下ピットからの湿気や熱を防ぐ目的で敷きこみます。
その1 『1階スラブ配筋』
型枠が完了したら次は配筋です。
RC(鉄筋コンクリート構造)の躯体工事では、おもに型枠・配筋・コンクリート打設を繰り返して工事が進んでいきます。
また、その流れの中で作業をする為の足場や照明、電源、給排水などなど
様々な職人さんの協力のもと現場は進んでいきます。
少し逸れましたが、鉄筋材の搬入状況です。
スラブの上で集中荷重にならないように仮置きします。
鉄筋屋さんは、予め図面から長さを計り、しっかり計測してから
現場に搬入します。
搬入された鉄筋の種類や太さを確認し記録するのも現場監督の仕事です。
これを間違えてしまうと、もちろんやり直し。搬入時に気付けば被害は
少ないですが、出来上がってからだと・・・最悪です。
なので十分に確認します。
もちろん今回も問題無く適正な物を使用して施工しています。
その2『基礎コンクリート打設』
配筋も終わり、監理者による配筋検査を受け合格したら、いよいよコンクリートを打設します。
前日からスラブ上の清掃、打設機械などの準備を入念におこないます。
現場入口にはポンプ車を配置してミキサー車が来るのを待ちます。
ポンプ車は、プラントからミキサー車に乗せてくる生コンを、
打設する場所へ圧送する役割を担います。
結構、道路で見かけるのですが気にするのは建設業界の人だけでしょうか(笑)
写真の右側にいる方は、コンクリートの配合試験を行う方です。
現場に到着した生コンが適正な品質か試験を行います。
打設中の状況です。
この日は天候にも恵まれ、スムーズに打設が進みました。
こちらは、土間屋さんがコンクリートの押さえをしている所です。
打設が終わり、コンクリートが締まってきて人が乗っても平気になったら
金ゴテでしっかりと仕上げていきます。
夏場は早めに乗れるのですが、冬場のコンクリートはなかなか固まらず
夜遅くなってしまうこともあります。
土間の仕上げも終わりました!
今回はここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございました。
次回は1階の躯体工事を10月後半にUP予定です。
それでは、来月もお楽しみに!