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ものづくり日誌

2017/03/15中野区Kマンション新築工事③RC造(地下室防⽔~設備埋設配管)

こんにちは。スギ花粉の時期ですが皆様は花粉症でしょうか?
ちなみに北海道と沖縄にはスギがほとんど生殖してないようで、スギ花粉は飛んでいないみたいですよ。
それでは、今回も張り切っていきましょう。

№ 1「地下室防⽔」
当マンションでは、防⽔性能が優れている「ボルテックス」という地下外壁防水材を採用。
アメリカ、ワイオミング州で採掘された、ベントナイトという粘土の一種で天然無機物製品です。
⾃⼰修復機能が備えられ、半永久的な耐久性能が持続される「優れもの」です。

1.jpg

ワイオミング州.jpg

№ 2「⽌⽔板」
打継面の⽌⽔に対し、非加硫ブチルゴム製⽌⽔板を設置しました。
(非加硫ブチルゴム製⽌⽔板とは、ブルチゴムを主材とする耐水性・耐久性に優れた止水板です。)
防⽔は下地表面が重要。鉄筋間狭⼩部を、⾦鏝(カナゴテ)仕上で「キッチリ」と仕上ます。
釘⽌め間隔も20cm固定、細部にまで拘るのが「小川組のものづくり」です。

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№ 3「鉄筋工事」
地下壁、柱配筋工事が施工されました。
縦横に異型鉄筋を配置します。
コンクリートと一体になって地震等の外部応⼒を受⽌めますが、鉄筋は引張応⼒(引っ張る力)を担当しています。
※少し錆が出ている状態の方がコンクリートの付着⼒が良くなります

PC030011.jpg

№ 4「地下型枠工事」
配筋が終った後に、コンパネと呼ばれる⻩⾊いベニヤ板で枠をつくります。
この枠の中にコンクリートを流し込んで、硬化したら、枠をはずして躯体が出来上がります。
溶かしたチョコレートを型に入れて固めるイメージです。

PC060002.jpg

№ 5「鉄筋工事」
1Fの梁、床の配筋工事が終了し、電気埋設配管工事が終了した後に配筋検査を実施し ます。
設計図通りに配筋が⾏われている事が確認できた時点で、生コンクリートを打設する事が可能になります。

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№ 6「コンクリート打設」
降⽔確率0%、快晴、絶好の生コン打設日和です♪総勢11名、職人さん達による熟練の技術によって、打設が順調に進み、無事終了致しました。
失敗が許されない作業の為、生コン打設が終ると、ホット一息・・・

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№ 7「設備埋設配管」
コンクリートが打ち上がると、型枠を脱形して、給排水の埋設配管工事に着手します。
建物が⽴ち上がった後では作業空間が狭くなってしまい、効率的な作業が困難になるからです。
綺麗に打ち上がったコンクリートを汚さないように、ブルーシートを敷いて作業を⾏います。

PC200007.jpg

次回はいよいよ大物ゲスト「タワークレーン」の登場です。
4月中旬頃更新を予定しております。





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