小川組通信電子版
2018/12/04内定者の現場見学について書いてみた
今年も残すこと約一ヶ月となりました。秋があっという間に過ぎて、冬が近づいてきました。
今回のブログは、入社2年目のAが担当させていただきます。
今回のテーマは、内定者の現場見学です。
当社では、入社前に実際の現場を見て、若手社員を中心に交流してもらい、日々の業務内容を説明していきます。
インターンシップのような職業体験とは違い、事前に現場の雰囲気を肌で感じてもらい、若手社員との顔合わせが主な目的です。
現場監督というのは、面接だけでは伝えづらいことも多く、言葉や文字だけでは難しい職業だと思います。
入社前と入社後のギャップを少しでもなくなればいいという考えのもと、実施しています。
本社で総務部のTさんから簡単に一日の流れを説明してもらいます。
現場見学とはいえ、実際の現場に来てもらうにあたって、作業服、ヘルメットと安全帯を着用してもらいます。
現場でお互いに初めて顔合わせをするので、内定者の方も緊張していましたが、自分が一番緊張していたかもしれません(笑)
今年の4月に入社したKくんが現場の進捗状況や当日作業を行っている職人さんの作業内容を説明していきます。
彼も1年前に同じように現場見学を行い、現場の雰囲気を肌で感じ、入社しました。見学から1年経ち、入社してから半年も経つと顔つきが変わって来ました。
自分もまだ入社2年目ですが、彼ら初々しいですね(笑)
最初は現場を簡単に説明しましたが、現場監督という職業は事務作業もあります。
入社してすぐは、各業者のKY(危険予知活動)を印刷して、職人さんに配り、毎日の日報を書いたりします。
また一年目と二年目だけでなく、もちろん作業所長も一日のタイムスケジュールが全然違うので、各自でいまやっていることを説明しました。
現場監督は、技術職とサラリーマン、現場での外勤と事務所での内勤などの様々な二面性があり、見た目は同じようなマンションでもたくさんの工法があり、立地条件や工期などひとつひとつやり方を変えながら模索し、皆さんが何気なく住んでいるマンションやテナントなど多くの建物が作られています。
安全面や多くの知識が求められ、難しいこともあり簡単な職業ではありませんが、最初から最後まで携わることができ、完成した後の達成感はなかなか得ることのできない職業だと思います。
当社でも一年目と二年目が同じ現場に配属されるのは珍しく、せっかく来てもらい、そして年齢も近いので、三人だけで簡単な座談会を行いました。
今回参加してくれた内定者の方は遠方から上京してくる予定なのです。仕事内容だけずっとしゃべっていても飽きてしまうので、息抜きにプライベートの話もしました。
仕事内容の不安だけでなく、遠方から上京するときの不安もあると思うので、他の現場の若手社員とも話しました。社会人と学生ではプライベートでの時間の使い方もガラッと変わると思います。
そういった不安を少しでも取り除けたら、現場見学も開催してよかったと感じます。
二日間に渡って、各現場にと見学・若手社員を中心に小川組の社員と顔合わせを行い、内定者の現場見学を無事に終えることができました。
普段は、関係者しか入れない建設現場を見学できるというのは、学生はもちろんですが、社会人を含めても、なかなか数少ない経験ではないでしょうか?
彼も来年から当社の仲間になって、現場で活躍してくれることを願っています。
次回はショート版のブログをアップしたいと思います。