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お客様インタビュー008「日本エレパーツ株式会社 様」

「『地域に溶け込む、シンプルで自転車と暮らせるマンション』をコンセプトに、事業拡大に向け、数年前に取得した倉庫、貸店舗を有効活用」

日本エレパーツ株式会社 様 ※大田区にある電子部品の製造販売。主に同軸コネクタや同軸ケーブルに特化しています。こちらをクリックするとホームページに移動します

「今回建物を建てるに至った経緯をお聞かせください」

業務拡張に伴い、以前倉庫、貸店舗のあった土地建物の活用法について検討しておりました。駅から2分と利便性が良い為、収益物件としての利用はどうなのか、以前この土地の購入時にお世話になった海東開発様(不動産業者)に色々と調査をしていただき、十分に事業として成り立つとの事でしたので、賃貸マンションの計画で進めていくことにしました。計画するにあたっては、私の恩師のご子息様であるテクノラボ一級建築士事務所の馬場さんにお願いいたしました。

「この建物を計画するにあたって、こだわった所などがありましたらお聞かせください」

最初に馬場先生にお願いした事は、敷地いっぱいに計画すること、以前建っていた建物のイメージを踏襲したシンプルな外観とすること、近くに病院や薬局の建物があるので周辺環境に配慮し、清潔感のある白を基調とした外観とすることをお願いしました。計画当初は夢が広がり、仲間たちと暮らせるシェアハウスや、趣味を活かしたジオラマのバー、近くに多摩川のサイクリングコースがあるので、自転車と暮らせる住宅など、色々なこだわりのある計画を考えていました。最終的に店舗併用住宅の形に落ち着き、賃貸住宅部は、自転車と暮らせるマンションというコンセプトを採用し、各部屋にサイクリングスタンド、エレベーターも自転車が入るサイズを採用し計画しました。実は父が競輪選手ということもあり、子供の頃から自転車とのかかわりが多く、『自転車と暮らせる住宅』というコンセプトはぜひ取り入れたいと思っていました。また、計画中だった2019年の台風19号を経験したこともあり、多摩川の水害状況を考慮し、電気の引込設備や給水設備、エレベーターのモーターなどは上層階へ設置する計画も採用してもらいました。

「小川組をどのようにお知りになりましたか?」

日頃より地元を大切にしたいと思っておりましたので、地元の業者さんにお願いしたいとは思っておりました。海東開発様からこの近くで建築の実績が多く、対応も誠実だとお聞きし紹介されたのが御社でした。当初は鉄筋コンクリート造と鉄骨造で迷っており、色々な業者にお話は聞きましたが、金額的にはそれほど差がなかったので、耐用年数の長い鉄筋コンクリート造で計画を進めました。3社から見積は取り、最終的にコスト、実績、地元業者ということで小川組さんに決める事にしました。

「完成した建物の中で特に気に入っている所はどこですか?またご近所の評判はいかがでしたか?」

自宅の仕上げに使った漆喰(しっくい)です。漆喰は自然素材で消臭や湿度調整効果があります。金額は張りましたが青く仕上げた色もよく、部屋の中にいるととても落ち着きます。また窓も多く坪庭も造りましたので、とても明るく快適です。

ご近所様からは、「とても良い建物が出来ましたね」と声を掛けられました。また、別の方からも「空いている部屋があれば一つ貸してほしい」と声を掛けられましたが、完成前にすでに満室となっていましたので、残念ではありましたがお断りさせていただきました。1階のテナントも、前の建物に入っていた方がそのまま入っていただける事になりましたので、とても安心しております。当初は社内でも不動産事業にあまり関心を持つ人はいませんでしたが、今では不動産事業部の新設を検討している程です。

「工事の進む様子や施工業者の仕事ぶりはいかがでしたか?また建物名のの由来をお聞かせください。」

心配していた工程もスケジュール通りに進み、小川組さんの計画の見通しは正確であることに感心しました。現場所長の村田さんは工事監理のほか近隣の方々の対応もしっかりしていただきましたので、感謝しております。
建物名の由来ですが、建物名は『エレパビル』としました。これは、会社名が日本エレパーツ株式会社であるのですが、若い社員たちが会社名を『エレパ』と呼んでいますので、呼びやすく親しみのある『エレパビル』としました。

「今後、小川組に対して要望や期待することはございますか?」

これから、何があるかわからないので、引き続きアフターサービスをお願いいたします。数年前に建てた本社も本業が順調で、すでに手狭になってきています。今後2棟目、3棟目を建てる際にはまた小川組様でお願いしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。


-------工事を終えてみて--------


深田様のこだわりある建物を実現させる為に、設計の馬場先生、海東開発の古川様、そして小川組がチームとなり、3年の月日をかけ、このプロジェクトに取り組んできました。工事期間中はコロナ感染対策のため、打合せはリモートとなり、皆で顔を会わす機会は少なくなりましたが、最終的には深田様にご満足を頂け、賃貸部は完成を待たずして満室でお引渡しする事ができて嬉しく思っています。この素晴らしいプロジェクトに関われたことに感謝いたします。【担当営業:菅野(道)】

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