お客様インタビュー002「大田区 石渡様」
『ここから街をかたちつくる物件に』
大田区
「建物名『町屋central.vil』の由来は?」
「昔、この辺一帯を「六郷村」と呼んでいたのですが、
そのなかのひとつである「町屋」を父がネーミングとしてこれまでの物件につけていました。
まずはこれを継承したのと、町屋の中でも該当立地がその中心に位置することから
「central.vil(セントラルビレッジ)」というネーミングに決めました」
「今回建物を建てるに至った経緯をお聞かせください」
「このあたりの街並みは10年前とほぼ変わっておらず、 今回の物件も木造のままではもったいないな、と以前より思っていました。 オリンピックを前に都の整備計画の話もあり、建て替えを躊躇していたのですが、 アーケードの整備計画がある程度現状維持の方向に決まったタイミングで、 「街づくりをなんとかしたい」という思いが強くなり、アーケードに活気が出るようなビルを建てようと決意しました」
「外壁タイルや外観デザインのイメージはどのように決まったのでしょうか?」
「実際、計画から施工まで、まるまる一年かけて作りあげたという感じです。
両サイドの建物の色が茶色だったので、茶色に…とも考えましたが、
そこを合わせる必要はないかなと。
いろいろなタイルのサンプルを見せてもらったり、実際にそれを採用している他物件を見に行ったりと、具体的なイメージを重ねながらシャープな印象のある黒のタイルを選びました」
「実際に計画がスタートしてみていかがでしたか?」
「もともとインテリア選びなどが好きなので、外観タイル、玄関のドア、フローリングと自分ならこういう家に住みたい、というのを前提に組み立てていくのは苦労したというより楽しかったという感覚です。
特に、キッチンの建具を赤にしたこと、お風呂周りの設備を充実させたのはこだわりのポイントですね。
また、設計担当の方の年齢が近かったこともあって、親身になっていろいろとご提案いただけたのも良かったです」
「建物が完成して、周囲の評判はいかがでしたか?」
「不動産賃貸業はもともと父が行なっていたビジネスでしたが、今回自分たちの手で物件を一から作ってみたい、というのがありました。そのため父の反応が一番気がかりでしたが、 特に反対されることもなく、むしろ自分ではできなかったアイディアや発想だと、喜んでくれたのが何よりうれしかったですね。オシャレだな、といってくれました笑」
「小川組に対して要望や期待することはありますか?」
「地元の管理会社、海東開発様から、ご紹介していただいたのがきっかけで
相談、計画からはじめ1年を超えるおつきあいとなりましたが、
自分達が思っていた以上に細やかに対応してくれたという印象です。
工事の進捗状況など、レポートを月に一度出してくれるのですが、実は僕らはウンウンと頷いている割に、専門用語が多くてさっぱりな部分が多かったのですが(笑)それでも丁寧に説明いただけたので、安心してお任せできたと感じています。
小川組さんの手がける物件は鉄筋コンクリートがウリだと伺いました。
鉄筋はもちろん、耐久性、防音性、断熱性と隅々にまでこだわりを持って設計建築に取り組まれているのを肌で感じましたし、それが信頼につながっているのではと思いましたね。
今後とも、完成後のフォローや修繕などお願いできれば幸いです」